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About us
きくらげとの運命的な出会い 〜それこそが奇跡〜
数年前、東北のある村を訪れた際に一人の農家の青年に出会いました。
やがて彼らから国産野菜販路拡大の依頼を受けて首都圏でのお手伝いを始めました。
ある日きのこ栽培現場を見学させていただいた時、その生き生きとした姿に感動し、
きのこの栄養価にとても興味を持ち調べ始めました。
そして、”或るきのこ”の栄養価の素晴らしさを知ってビックリ。
ビタミンDや不溶性食物繊維が食品の中で最も多いきのこ、それは、きくらげです。
しかし、国産きくらげの生産量は増加傾向にあるもののわずか約8%にとどまり、
残り約92%は輸入品だということにも更に驚きました。
私たちは、そんな安全安心で食感のたまらない国産きくらげの生産量をもっと伸ばしたい!
そう強く感じました。
そのためには消費量を伸ばしたい!
しかし、調理方法をネットで調べてもバリエーションが少なく、
決まったメニューの時だけにしか購入しない、といった
きくらげに馴染みのない家庭が多いのも現状です。
そこで、もっと日々の食生活にきくらげを取り入れるために、
先ずは手軽に食卓に登場させることが第1のステップだと考え、
厳選した国産きくらげをふんだんに使用したご飯のお供を企画しました。
世界に広めたい! 〜意外と知られていない国産きくらげの栄養価〜
NHKなどマスメディアでも取り上げられるほど優秀な栄養価のきくらげ。
特に、骨の形成にとって重要なビタミンDは食品の中で最も多く含まれています。
ビタミンDの欠乏は、成長期の子どもの骨や歯の形成、高齢者の骨粗鬆症に影響を及ぼします。
ビタミンDは日光を浴びることによって体内で生成できますが、紫外線の影響や温暖化による気温上昇、
そしてコロナ禍での外出自粛等の理由から日光を浴びる時間が少なく、一日に必要なビタミンDは
意識的に食事から摂取しなければならず、きくらげはその役目を十分に果たしてくれます。
また、ごぼうの約3倍という不溶性食物繊維も多いことから、きくらげは便秘改善やダイエット食材としても注目されています。
この様に身体にとって必要不可欠な栄養素が備わった優秀なきくらげですが、先述のとおり国産品は約8%しかありません。
他国に頼る日本の食品は、海外の政情不安や天候不順によって供給不安は年々募る一方です。
安全品質という観点からも国産比率を高めることは日本にとって急務です。
ヒト・モノ 〜 全てのご縁を大切にしていきたい〜
ある村の青年との出会いから国産野菜と出会い、その出会いをきっかけにきくらげとの縁を持つことになりました。
生産者とのご縁やご購入いただけるお客様とのご縁等、今まで、そしてこれからのご"縁"全てをずっとずっと大切にしていきたいと考え、
その信念を心に刻み込む意味も含めブランド名を【en】と名付けました。
そしてそのご縁による消費が生産拡大を生み雇用創生等の地域経済の活性化に繋がると信じております。
消費・生産・雇用と回る"円"にもなるよう弊社は今後も地域経済のため応"援"していきます。
参考出典
日本食品標準成分表2020年版(八訂)
https://www.mext.go.jp/a_menu/syokuhinseibun/mext_01110.html
NHK「ガッテン!」2021年7月14日放送
https://www9.nhk.or.jp/gatten/articles/20210714/index.html
厚生労働省「日本人の食事摂取基準2020年☆公益財団法人長寿科学振興財団
https://www.mhlw.go.jp/content/10904750/000586553.pdf
https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/eiyouso/vitamin-d.html
林野庁2020年発表
https://www.rinya.maff.go.jp